2012年4月20日金曜日

東京デザインセンター20周年記念イベント

東京デザインセンター20周年記念イベントHearts of illumi. 2012へ作品参加しました。
その展示風景の一部写真。





2012年4月9日月曜日

この季節になるとsnsのあちらこちらで桜の写真が目白押し。
私が撮った桜の写真をこのブログにも。
ほとんど渋谷周辺の桜。


渋谷駅すぐ目の前の桜丘の桜。

目黒川の桜。

セルリアンタワーと桜。

2012年3月31日土曜日

モニュメント

上野駅広小路口の美化計画によるモニュメントにデザインで関わりました。
詳細は後日、再投稿します。

設置したばかりで完成までもうすこし。

2012年3月28日水曜日

和紙の照明器具。

【月下美人と素朴な仕立て屋】
という名の和紙の照明器具。

Hearts of illumiという東京デザインセンター20周年を祝うライティングイベントへ参加します。その照明器具が出来ました〜。
以前投稿しました自分で紙漉を行った和紙と紙工房たかので紙漉をしていらっしゃる田村智美さんの和紙作品とのコラボ。
それを照明器具に仕立てました。

照明器具の名前「月下美人」は一晩だけ咲くという花。
この照明器具は、点灯すると月下美人が咲き、消灯時では月下美人は見えなくなり、シンプルな和紙の風合いだけが見えるよう作られています。その二面性やコラボという事でこのタイトルとしました。

会期:2012年4月2日(月)~9日(月)11日(水)~14日(土)
(※10日は全館の夜桜イベントのためクローズします)
   午後4時半~8時半
入場料:無料
会場:東京デザインセンター BF ガレリアホール(品川区東五反田5-25-19)
主催:株式会社東京デザインセンター
監修:円卓会議・照明楽会(内原智史、東海林弘靖、武石正宣、東宮洋美、富田泰行)
協力:クレア(横井篤、坂上真理)/LaFRANCE(四ノ宮篤史)

http://www.facebook.com/Heartsofillumi



点灯すると淡く月下美人の模様が現れる。

部位。点数、構造をシンプルに着物、履物の要素、構造で展開。
和紙、ほぼA3版とした。(自身で紙漉の和紙と田村さんの月下美人模様の和紙を和ノリでの合わせ)
本体、木(別名逆ハンガー、ガンハーw)にライトパーツ
接合部、ヌメ革紐、小判型
それのみの構造。着物や履物のように他の和紙やシート素材に着替える事が出来る。自然素材なので、簡単便利とはいかない。それなりの所作は必要。
和紙の幅よりガンハー幅は短いので、自然なふくらみを持った空間が出来、ランプを包む事になる。

靴紐のように。5mm穴をあけてある。和紙はしっかりしている。

横から。

上方斜めから。自然なふくらみが出来ている。

このように、消灯時、昼間はシンプルな和紙の風合いのみが見える。

点灯時、夜は月下美人が花を咲かせる。

2012年3月26日月曜日

紙漉

本格的に紙漉をしてしまった。
照明器具の作品を作るため、和紙を使おうと思った。どうせならと同郷、予備校、大学が同じで現在紙漉をされている田村智美さんのいらっしゃる秩父の「紙工房たかの」さんへ行った。
田村さんと意図を話し、和紙についても色々話した。(今回はしないが色々アイデアが浮かんだ)
結局自分で紙漉をする事に。それと田村さんの作品とのコラボと。
体験の紙漉工房のような場所はあるが本当の工房でさせて頂いた。
最初は失敗したが最後は上手くいった。^^
おもしろい。和食のような素材の味をそのまま活かした、そのままの風合いを見せる、和紙が主役の照明器具。最高の贅沢。展示が終わったら、自宅に常設!100%自然素材。
(紙漉を投稿していなかったので前後しますが、この機会にブログに投稿します。)



楮とトロロアオイを混ぜる

まず最初、こんな感じ

試しをたくさんした。

重文のおやじさんの前掛けを借りた。

これは失敗w


「桁」と「す」

ジャッキみたいなもので圧力をかける

圧縮してまず水分をある程度取る

出来たて♥

乾燥機

完成!上手くいった!

こちらは東秩父和紙の里

2012年3月11日日曜日

スイミーズ。

今の気持ちを簡単に描いてみた。
一人ひとりがスイミー。
スイミーズ。



2012年3月9日金曜日

2012年2月9日木曜日

気になる事を描いてみた。

放射能により、人が住める場所が減った。
住んでいた人は戻れない。
これ以上、増えてほしくない。。


気になる事を描いてみた。

思っている謎?なことをかいてみた。
逆なんじゃないかと。

2012年2月7日火曜日

マーク

夜中、エネルギー等の動画を見ながら脱原発のマークを勝手に作成。
シンプルでストレートに表現。
また、斧で争っているようにも見える。
no nukes


2011年12月24日土曜日

クリスマス&ニューイヤー作品
原型作品
上はクリスマス&ニューイヤーカード。下はそのグラフィックの原画。
錯視の多義性を用いた作品。
十二支で辰(タツノオトシゴ)を明暗の違いにより表現。
全体を見る、一部を見る、しかし、両方は見れない。


このシリーズの立体も後日お披露目する事になりそうです。
ご期待ください。
更新を怠っていたのではなく、あまりにも気に入った顔が決まらないので、いろいろと作っていた。
そっくりではなく、レイニーの面影を残しつつ、自分なりの顔のテイストを。
もうちょっとかかりそうですがw

2011年9月9日金曜日

天使。


最近ブログ更新していないのですが、原型のカタチのブラッシュアップをしています。納得するまで修正また修正を繰り返しています。後日写真をアップする事になりますが、今は全体感と細部の処理をどうするかを確認しながら進めています。
素材も原型は油土ですが、最終的には桐塑ですので、それに合ったカタチも考慮して検討しています。シンプルでありながら微妙なニュアンスを感じ取れるような造形。。

造形操作の他に、レイニーを天使に見立てる操作をしているので天使についてあらためて調べていました。天使についてはまた後ほど。

2011年8月13日土曜日

試作。

5センチくらいの試作を数点作成。そのうちの2つ。














これは桐粉と生麩のりを混ぜ形を作った後、その上に胡粉と膠を混ぜ塗り重ね、一部を削ってみた。
最終的にはまた胡粉を塗り重ねて表面を仕上げるという事になる。その手前。

今の状態でもうちの「大奥」にはすべすべしてきれい。という反応。
仕上げまですると表面はもっと滑らかできめ細やかになる。















これはちょっと脱線して、桐粉にベンガラを混ぜた物と、混ぜない物をくっつけ、少し削った状態。
胡粉を塗ってしまえば見えなくなってしまうが、桐粉のままでも作品になるか、の実験。
なかなか趣がある。

今現在は、このように素材の実験と油土による本番の形、原型の仕上げをしている。

2011年7月22日金曜日

今、素材の試しをしている。

素材を一つずつ確かめる様に小さい固まりを試しに作っている。

1.桐粉、生麩のりの配合と固まり状態の確認。
2.胡粉、膠の配合と固まり状態の確認。

なかなか上手くいっている。

3.目とするガラスの検討をしている。

2011年7月11日月曜日

天使のうさぎ。

旅立ち
立って遠くの空を見る。



























私の身の回りで起こった出来ごと、

思ったことを素直に、

そして心のおもむくままに、

流れに身をおきながら

考えを膨らませ、

しぼってここまで来た。

自然の成り行きを楽しみながら。。


その結果として、「天使のうさぎ」として制作する事にした。

レイニーの面影を残しつつ、亡くなったことと、うさぎの特徴である耳を「天使のはね」と見立てて造形し、暖色系というか金色というかかすかに色味を感じる羽とした。
レイニーはブルーというカラーだったが、それは空の映った目、雲がある空色として表現。空にいる、空を見ている。

立ちポーズと寝ポーズのシリーズとして別に制作。
立ちポーズは旅立ち。
寝ポーズは四季の春夏秋冬の寝姿をイメージし4体。


(以前は春としたが、春は顔を
上げ薄目を開けまどろみの姿)

















細部のフォルムやディテールは粘土でつめる事と、本制作で表現する。

素材は日本人形の伝統的な作り方。桐粉、胡粉を使い、日本画の画材で色彩。
これは追々プログへアップする。

2011年6月30日木曜日

素材。技術。価値。

今回制作の素材や仕上げについてはこれというものをサーベイしたいと思う。
造形操作は引き続き完成度を上げていく作業をする。

デザインでは、必ず、
作りやすい、コストを抑える、などを考慮するが、
本制作では考えない。

その逆で、素材が手に入らない、作りにくい、特殊、コストがかかる、などでも
いいと思っている。オリジナリティ、唯一、価値など、これだ!という事まで妥協は
したくない。

いろいろ考えた。今回具象表現にするという事は当初から決めていたが、素材についてはいろいろと探っていた。


素材は金属、木、石膏、人形用粘土、布、紙、ぬいぐるみ用素材。
加工方法はキャスト、彫る、盛る、縫う、巻く、束ねる、集める、組み合わせる。


メモリアル スカルプチャーという事であり、永遠。


東洋仏像彫刻と、人形表現をミックスさせる事にした。
素材は木。楠。
しかし、イメージとしては何の素材でどのように作ったか分からないようなものが理想。そこにいるようでいない、いないようでいる。

2011年6月25日土曜日

スタディモデルを作ってみた。(塑像1)


「どうしたの?」
立って見たり聞いたり。


ちょっとだけ油土を使っていくつかラフに立体にしてみた(塑像)。長さ25cmほどか。まだ固いw ちょっと縮こまっているかな。(もっと作ったがお見せできないw)
もう少し進めてみる事と他にもスタディする。

完成度を上げる事、もう少しニュアンスとテイスト、所謂私なりの解釈の造形を出したい。表層の形そっくりならこのまま進めていけばいいが、今回のこだわりを出したい。

目の表情をどうにかしないと。閉じているのはいいとして、開いているときの表情そのまま作ると...納得いかない。スケッチと立体でいろいろして試したい。形だけを追ってリアルに作ってもダメだ。
レイニーの目には見えるが、何かしらの造形的特徴を出したい。耳も同様にそのままでもいいがもう少しスタディしたい。

2011年6月19日日曜日

お墓へ。

今日レイニーのお墓のある感応寺へ行ってきました。
合同埋葬です。数匹の犬や猫の写真が飾られて、生花や卒塔婆、お線香をあげるお墓がありました。生花も十数束、お線香も煙を立てていました。ペットのために供養をする方が多い事にあらためて思いを寄せました。

今まで飼ったペットは子供の頃から犬を数匹、小鳥、鶏などです。小さいときの犬は覚えていないのですが、大型犬、小型犬のときは子供を生ませ、引き取ってもらったりし、正確には分かりませんが、亡くなる前に人へ引き取ってもらっていた様です。小鳥などは亡くなったら、地方でもある事から庭の片隅にお墓を作っていたのを覚えています。

お寺に埋葬し、供養してもらうのは今回が初めてです。今日はお線香とお菓子をもってあげ、手を合わせました。

今回は家族で供養する事にしているので、一年間は月命日は来る様にしたいですね。
純粋に創る事に打ち込める機会を与えてくれてレイニーには本当に感謝ですね。
レイニーはいつものポーカーフェイスでおかまいなしの様な気がしますがw