2012年3月28日水曜日

和紙の照明器具。

【月下美人と素朴な仕立て屋】
という名の和紙の照明器具。

Hearts of illumiという東京デザインセンター20周年を祝うライティングイベントへ参加します。その照明器具が出来ました〜。
以前投稿しました自分で紙漉を行った和紙と紙工房たかので紙漉をしていらっしゃる田村智美さんの和紙作品とのコラボ。
それを照明器具に仕立てました。

照明器具の名前「月下美人」は一晩だけ咲くという花。
この照明器具は、点灯すると月下美人が咲き、消灯時では月下美人は見えなくなり、シンプルな和紙の風合いだけが見えるよう作られています。その二面性やコラボという事でこのタイトルとしました。

会期:2012年4月2日(月)~9日(月)11日(水)~14日(土)
(※10日は全館の夜桜イベントのためクローズします)
   午後4時半~8時半
入場料:無料
会場:東京デザインセンター BF ガレリアホール(品川区東五反田5-25-19)
主催:株式会社東京デザインセンター
監修:円卓会議・照明楽会(内原智史、東海林弘靖、武石正宣、東宮洋美、富田泰行)
協力:クレア(横井篤、坂上真理)/LaFRANCE(四ノ宮篤史)

http://www.facebook.com/Heartsofillumi



点灯すると淡く月下美人の模様が現れる。

部位。点数、構造をシンプルに着物、履物の要素、構造で展開。
和紙、ほぼA3版とした。(自身で紙漉の和紙と田村さんの月下美人模様の和紙を和ノリでの合わせ)
本体、木(別名逆ハンガー、ガンハーw)にライトパーツ
接合部、ヌメ革紐、小判型
それのみの構造。着物や履物のように他の和紙やシート素材に着替える事が出来る。自然素材なので、簡単便利とはいかない。それなりの所作は必要。
和紙の幅よりガンハー幅は短いので、自然なふくらみを持った空間が出来、ランプを包む事になる。

靴紐のように。5mm穴をあけてある。和紙はしっかりしている。

横から。

上方斜めから。自然なふくらみが出来ている。

このように、消灯時、昼間はシンプルな和紙の風合いのみが見える。

点灯時、夜は月下美人が花を咲かせる。

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