2011年5月30日月曜日

理由。「仲良くなれた」

つづき
「仲良くなれた」とは、うさぎはおとなしく優しい動物だと思うだろうが、うちのは違ったw。血統証がついており美人でネザーランドドワーフとして 1kgなく、優秀なうさぎだが、性格がきついw。その理由は「母は強し」である。実はブリーダーというのか、子供をたくさん生んだうさぎだった。メスは子 供を守る、テリトリー意識が強い。巣に近づくものを警戒する。その習慣が抜けきれてないのだ。

たくさん子供を産んで、それが年頃になり、役目を終えてペットショップで売られていた。そして妻と娘で飼う事を決めて来て、家につれて来たのだ。「じゃあ、余生はうちでのんびり暮らすか。」といってあっという間の3年半だった。

ケージの中では強い。最初はなれなく、ママを噛んだほどだ。子供もちょっと及び腰。でも、ケージの外ではおとなしい。子供も一緒に遊んだ。友達が来ると得意げだった。
そして、三年経ってようやくケージの中でもなつく様になって来たところだった。

母を昨年亡くした事もあり、亡くなった人はどうなるのか、亡くした人はどう思うのか、と思い、亡くなってからはどうなるか分からないが、亡くした人から考えて、忘れない様にする事が一番じゃないのか、それしか無いんじゃないか。楽しかった日々、仲良くなれたことを忘れない事がすべてじゃないかと。

そして不器用な私が考えた一つの答えがメモリアル彫刻だった。
シンガーソングライターが歌を作る様に、詩人が詩を作る様に、私ができること。ただ素直にそう思った。

0 件のコメント: