2011年8月13日土曜日

試作。

5センチくらいの試作を数点作成。そのうちの2つ。














これは桐粉と生麩のりを混ぜ形を作った後、その上に胡粉と膠を混ぜ塗り重ね、一部を削ってみた。
最終的にはまた胡粉を塗り重ねて表面を仕上げるという事になる。その手前。

今の状態でもうちの「大奥」にはすべすべしてきれい。という反応。
仕上げまですると表面はもっと滑らかできめ細やかになる。















これはちょっと脱線して、桐粉にベンガラを混ぜた物と、混ぜない物をくっつけ、少し削った状態。
胡粉を塗ってしまえば見えなくなってしまうが、桐粉のままでも作品になるか、の実験。
なかなか趣がある。

今現在は、このように素材の実験と油土による本番の形、原型の仕上げをしている。